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人間の建設





















評価:


小林 秀雄,岡 潔


新潮社




¥ 380



(2010-02-26)



コメント:人と人はこんなにも素晴らしい雑談ができるのか・・・!あぁ、たまらん





















数学者 岡潔と愛すべき小林秀雄の対話集

昭和40年の対話であるのに、ちっとも古くない。
アインシュタイン、量子力学、幾何学、プラトン、ドストエフスキー、エネルギー問題・・・などなど
あらゆる分野の根本を問い、潔くリズミカルに対話が進む。

あぁ、こんな本が380円だなんて、どういうことだろうか。
あほみたいな本が数千円し、こんな宝物のような本がスタバで一杯とは・・・
世の中、やっぱり変だ。

小林秀雄のすごさというのは、発する言葉の隅々から人の奥底を見る力とでもいうのか、見つめる人なり物なりの中心に分け入って言葉を創っていく作業能力というのか、、、、、
その洞察力たるや群を抜いていると思う。
なぜ、そうなのか、と思った時に、彼自身も言っているが、やはりそこに《愛》がなければ深く掘り下げることはできないのだという、愛の持つ普遍的な方向性に小林秀雄自身がぐっと信頼をおいているところではないかと思う。
そして常に断片だけを拾わず、全体の有様を把握する為直感に情熱を注ぐ。


この人は、とことん愛の人なのだ。


そして、今回初めて文字として岡氏の人間性を拝読し、数学者というのは、なるほど、とことん数
を相手に生きている人っていうのはこういうことなのか、とやけに腑に落ちた。

この方の一の概念

「一を仮定して、一というものは定義しない。一は何であるかという問題は取り扱わない。
しかし数学者が数学をやっているときに、そのころできた一というものを生理的に使っているんじゃあるまいかと想像します。
しかし、数学者は、あるかないかわからないような、架空のものとして数体系を取り扱っているのではありません。
自分にはわかりませんが、内容をもって取り扱っているのです。
その時の一というものの内容は、生後18カ月の体得が占めているのではないか。
一がよくわかるようになるには、全身運動ということははぶけないと思います。

私が、今立ち上がりますね。そうすると全身四百幾らの筋肉がとっさに統一的に働くのです。
そういうのが一というものです。
一つのまとまった全体というような意味になりますな。
一の中に全体があるとみています。あとは言えないのです。
個人の個というものも、そういう意味のものでしょう。」


この人も、愛の人だ。


こういう人と人が、対話を始めると、お互いの心を浸食することなく、中間に置き、それぞれの心を大切に扱おうとする敬意がみられ、そこから建設的に言葉が紡がれていく。

本来、言葉っていうのは、こういう扱い方をされるべき存在なんじゃないか、、、、と思う。


あぁ〜〜嘘、裏切り、茶番、出来レース、言葉の品格を貶める政治家のおじさま達にもぜひ見習ってもらいたい。


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